農林水産省は、カルフール・ジャパン株式会社に対して、適正な商品管理等の改善を求めるとともに厳重注意を行った。
同社尼崎店に対する調査を実施した結果、売上データ上に、製造者が賞味期限を平成16年7月2日と表示したボンレスハムを7月3日に販売したデータがあることが判明した。
さらに、JAS法第19条の9第1項の規定に基づく指示に対し、(豚肉の原産地の不正表示関係)に対してカルフールから提出された報告書に記載された改善策のうち、表示チェックシートを使用して表示をチェックすることについて、履行されていないことが確認されました。
カルフール・ジャパン尼崎店に対して、近畿農政局と独立行政法人農林水産消費技術センターが任意調査を実施し、わかったもの。
これらのことは、カルフールにおける品質表示に対する管理体制において不備があると考えざるを得ず、不適正表示を惹起させる可能性を否定できないことであり、極めて遺憾であり、カルフールに対し、今後このようなことがないよう、適正な商品管理等の改善を求めるとともに厳重注意を行った。