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プロロジス/プロロジスパーク大阪竣工

2004年10月06日/未分類

プロロジスは10月5日、マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク大阪」が竣工した。

「プロロジスパーク大阪」(所在地:大阪市住之江区南港南2-4-43南港ポートタウン線南港東駅から徒歩一分)は、プロロジスとして関西地区では初めてとなるマルチテナント型(複数テナント向け)大型物流施設であり、西日本最大の物流施設。

施設は、阪神港として神戸港と共にスーパー中枢港湾の指定を受けた大阪港、「物流効率の高い国際物流拠点の形成」を目指す大阪市が「国際交易特区」として政府より認定を受けた地域に建設され、関西地域を中心とする日本国内そして国際物流の拠点として最適の場所に立地している。

現在、中国市場の拡大を受けて、物流量が増加している大阪港は、国際競争力を高めるため、様々な規制緩和や機能整備が予定されており、今後、同港を中心としたロジスティクス事業の発展および国際物流市場の拡大が予想される。こうした背景から同施設は、プロロジスの西日本におけるフラグシップ的存在として、国内外におけるビジネスの戦略的拠点としての大きな役割を担っていく。

プロロジスパーク大阪は、地上7階建、コンテナトレーラーが各階へ直接搬送可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備え、1階に大型貨物車50台以上、また各フロアに30台以上の停車が可能なトラックバースを備えるなど、大量かつ迅速な荷の積み下ろしが可能なスルー型物流センターとして高い機能特性を有している。

また、通勤する上での交通アクセスの良さ、最新のオフィス設備を有する事務所を備えるなど、高い費用対効果、作業効率を実現するだけでなく、より快適な職場環境を提供することも目的として設計されている。

なお、同施設の施工法に大型物流施設としては国内で初めてとなる、免震工法およびプレキャスト・プレストレスト鉄筋コンクリート工法(PcaPC工法)を融合させた免震PcaPC構造を採用した。

プロロジスは現在、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、愛知における主要物流拠点で、計14施設、総賃貸面積641,000平方メートル(東京ドーム約13.7個分)の運営または開発を進めている。

物流コストの削減、中国市場の拡大、減損会計の導入など日本の物流業界が激しい変革の時に臨む中、当社は、人々の生活を支える物流企業そして各メーカーのサポーターとして、顧客の高いニーズに応えるため日本全国を網羅する物流施設ネットワークを早急に構築する計画であり、今後、北海道、九州を含め関西、関東にもまた新たに物流施設を開発する予定である。

「プロロジスパーク大阪」概要
名称:プロロジスパーク大阪
所在地:大阪府大阪市住之江区南港南2-4-43
敷地面積:45,981㎡(13,909坪)
延床面積:158,198㎡(47,855坪)
倉庫面積:123,190㎡(37,265坪)
事務所面積:3,599㎡(1,089坪)
構造規模:一部鉄骨造・免震構造(プレキャスト・プレストレスト工法)
地上7階建、棟屋1階
建物高さ:最高高さ51.95m軒高47.9m
有効高さ:各階梁下有効5.5m
荷重条件:倉庫・事務所1.5t/㎡
着工:2003年8月
竣工:2004年10月5日

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