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新日鉄/世界最大級の鉄鉱石専用輸送船が入港、輸送基盤強化

2008年03月12日/物流施設

昨年12月7日に竣工した、新日本製鐵-ブラジル間の鉄鉱石輸送船「BRASILMARU(ぶらじる丸)」が初航海を終え、3月8日に大分製鉄所に入港した。
本船は、日本で唯一、満船状態で30万トン超の大型船の受け入れが可能な大分製鉄所の大水深港湾設備をフル活用し、ブラジルからアジア向けに鉄鋼原料を輸送する専用船としては初めて30万トンを超える世界最大級の船。
同社では、「BRASILMARU」を皮切りに、2010年までに計4隻の30万トン級の超大型船を就航させる予定で、これら超大型船の導入を通じて鉄鋼原料の長期安定的輸送基盤の強化と競争力ある輸送コストを実現する。
「BRASILMARU」の概要
積載数量:327,180トン
全長:340m
全幅:60m
長期輸送契約
契約当事者:新日鉄-商船三井
契約期間:22.5年
輸送量:約140万トン/年

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