商船三井は8月5日、新日本製鐵との長期輸送契約に投入する30万トン級の鉄鉱石専用船「TUBARAO MARU(つばろん丸)」が竣工した。
つばろん丸は、2007年12月に竣工した鉄鉱石専用船「BRASIL MARU」の同型船で、1966年に竣工した初代「つばろん丸」の2代目。
同船は、ブラジル鉄鉱石の主要積港から、新日本製鐵の主要製鉄所(大分、君津など)に向けて、ブラジル産の鉄鉱石を輸送する。輸送量は年間約140万トンを見込んでいる。
今後、同型船3隻が順次、竣工する予定で、2009年8月には30万トン級の鉄鉱石専用船は、「つばろん丸」を含めて合計5隻となる。
つばろん丸の概要
全長:340m
全幅:60m
載貨重量:327.127t
造船会社:三井造船