ANA グループ／貨物物流2社を合併

全日本空輸(株)グループは7月1日、グループ内の貨物物流会社であるエーエヌエー・ロジスティクサービス(株)（以下：ALS）を存続会社として、エアカーゴ・ターミナルサービス(株)（以下：ACTS）を合併させる。
ANAグループの貨物郵便部門では、2001年秋に策定した「貨物郵便部門グループ戦略」に基づき、ALSを2001年11月に設立、その後2002年7月に貨物物流系グループ会社であるエーエヌエーデリバリー(株)ならびにエーエヌエー・キャリングサービス(株)を合併し、荷主・貨物フォワーダーの皆様からの物流に対するニーズの多様化に対応していくため、グループの一体化・効率化を推進し、スピードを持ってマーケットに対応していく体制を整備してきた。
さらなる統合により、成田空港における貨物ハンドリング業務の効率化とサービスの向上を図る。
合併方式は、両社対等合併にて、ALSが存続し、ACTSが解散する。
存続会社の概要（合併後）
商号：エーエヌエー・ロジスティクサービス株式会社
本店所在地：千葉県成田市
資本金：3億9千万円
代表者：代表取締役社長 橋本 安弘
従業員数：約330名
合併当事会社の概要
・エーエヌエー・ロジスティクサービス株式会社（ALS）
成田空港・伊丹空港他を拠点とした、貨物上屋ハンドリング業、配送業、通関業
資本金 3億7千万円ANA100%子会社
02年度予測売上高 50億円
従業員数 132名
・エアカーゴ・ターミナルサービス株式会社（ACTS）
成田空港を拠点とした、国際貨物に関わる書類ハンドリング業
資本金 2千万円 ANA60%，NCA40％の子会社
02年度予測売上高12億円
従業員数205名