日本郵船／南アジアに物流統括会社設立

日本郵船（株）は、南アジア地域における物流部門統括組織である現地法人「NYK Logistics (Asia) Pte Ltd」社を設立した。
同社はグループの物流部門の強化・拡大を目指し「物流戦略プラン（Logistics Strategy Plan、略称 L.S.P.）」を策定し、その一環として段階的に地域統括組織の設立を進めており、既に米州においてはNYK Logistics (Americas) inc.、欧州においてはNYK Logistics (Europe) Limited を設立済みであり、このほど南アジアでも会社設立した。
NYKグループの物流事業において、対顧客一元的窓口として活動し、高品質の総合物流サービスの提供を行う。
具体的には、NYKグループの国際輸送・倉庫保管・域内輸送/国内配送・情報システム、等各種サービスを有機的に結合し、顧客企業へサプライチェーン全体を対象とした付加価値の高い物流サービスを構築する。
総合物流元請け業務の窓口機能を果たすため、同社グループだけではなく外部業者も含めた全体の物流コーディネートも行うサービスも提供していく。
南アジア地域統括組織として、東京本社からの大幅な権限委譲を図り、主体的な取り組みを進め、東京本社及び他地域物流統轄会社との緊密な連携を基にグローバルな運営体制を構築する。
会社概要
社名：NYK Logistics (Asia) Pte Ltd
資本金：SG$ 1 0 000 –
所在地：シンガポール
会長：平野 裕司
社長：赤羽 泰三
従業員：計11名