富士ゼロックス(株)は、「社会・環境報告書 2003」を発行した。
本報告書は、「企業の社会に対する責任」をより意識して編集するという方針のもとで、従来の環境報告書を「社会・環境報告書」に改題した初めてのレポートで、社会編と環境編で構成し、ユニバーサル・デザインも取り入れた。
社会編は、「組織運営」、「お客様」─信頼と満足をいただくために、「従業員」 一人ひとりの成長の実感と喜びの実現を目指して、「社会・地域とのコミュニケーション」などについて昨年の報告書より内容を充実させたほか、「情報公開指針」など情報公開の基本姿勢や、品質保証規程の基本項目などを新たに掲載した。
「環境編」は、2002年度が、2010年に2000年比で環境効率を2倍のレベルに引き上げることを目指す「環境3ヵ年計画」の初年度であり、その活動の結果、省エネルギー商品の開発・提供では、省エネ大賞を4年連続で受賞し、優秀省エネルギー機器表彰とダブルで受賞したこと、部品リユースを中核とする「資源循環型システム」では、新規資源の投入を2000t抑制することができ、リユース部品使用商品の生産が今年3月で累計20万台を突破したことなど、さまざまな活動の成果をまとめている。
物流分野では、下記のような取り組みを行っている。
工場直送の開始
商品が工場から顧客に届くまでに、中央倉庫、地区倉庫などを経由し、保管における段積み時の荷重、輸送の振動に耐える強度が必要です。
生産方式を抜本的に変革して、受注から出荷までの所要時間を大幅に短縮しました。機種の変更は従来比で1/4の5日、量の変更は3倍の30%まで可能。この結果、中央倉庫からの直送が実現し、段積み保管が省略できるようになりました。
2002年春に輸送距離100km圏内でスタートしたが、徐々にの範囲を拡大している。これと併せて、梱包形態を一新した。
商品を全国各地の顧客に届け、使用済みの商品を回収物流は、100%輸送業者に委託しているが、その環境負荷を把握する仕組みを構築し、管理の対象としてきた。二酸化炭素換算の排出量は、増え続けていることがわかる。
出荷量、回収量は増え続けることがわかる。出荷量、回収量がともに増加したためで、積載効率の改善、輸送経路の工夫と、プリンターなどの小型機の比率が増えた結果、機械1台当たりの輸送負荷は低減傾向を示しています。
詳細は下記アドレスを参照。
http://www.fujixerox.co.jp/eco/
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富士ゼロックス/「社会・環境報告書2003」発行
2003年09月28日/未分類
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