三菱倉庫／医薬品・医療機器の包装、表示と保管許可取得

三菱倉庫（株）は、４月１日施行の改正薬事法に基づき、医薬品と医療機器の包装、表示と保管の許可を取得した。改正薬事法では製品の品質、安全性に関する製造業者/輸入販売業者の管理責任が強化され、お客様が外部倉庫に業務を委託する場合に管理薬剤師を配置することが必要となった。これを受けて、同社は包装、表示と保管の許可を取得（同社自ら倉庫に薬剤師を配置）することにより、お客様の管理業務の負荷軽減を図ることとした。同社薬剤師は、倉庫を利用する複数の顧客の管理業務を担当するので、お客様個々の管理コストの低減できる。取引先様の間でニーズの高い医薬品、医療機器を対象に神奈川県で許可を取得したが、今後、他の品目(医薬部外品、化粧品等)、他の地域(阪神地区等)への取扱い拡大を視野に体制の整備を進めていく。同社は、医療用医薬品を中心に20余年に亘って医薬品物流を手掛け、システム化、効率化を進めてきた。現在、全国で20社を超える大手製薬会社様の外部委託を受けて、同社倉庫にて顧客の配送センターを運営している。許可取得と併せ、本店営業部門(倉庫事業部)の中に医薬品専任スタッフで構成する「医薬品チーム」を新設し、サービス品質の一層の向上を図った。。問い合わせ三菱倉庫倉庫事業部西川・加藤電話03-3278-6410