日本郵船（株）は、6月一か月間にわたり、世界の同社グループ社員とその家族を対象に「環境の日“The Earth is Our Home”キャンペーン2005」をスタートした。
これは海運業を中心とする総合物流企業としては世界最大規模（69事業所）のISO14001認証環境活動ネットワークを活用したもの。
キャンペーンの内容は、世界中のグループ社員から募集したアイディアをベースに、地球温暖化防止など、地球環境保全行動への取り組みを促進しようというもの。
活動内容は、グループ会社役員、社員、海外スタッフ、その家族、合わせて合計2,000人の参加を目標として、省エネ運動「CO2ダイエット宣言」に参加する。
東京電力(株)の「CO2ダイエット宣言」ホームページにアクセスし、家庭やオフィスなどでできる省エネ行動を自発的に宣言、エネルギー消費量の削減運動を始めた。
「CO2ダイエット宣言」は、参加人数に応じて苗木が小学校などに贈られる事になっており、全世界に広がるネットワークを活用して、世界的な環境活動への取り組みを進める。
また、グループは陸上でもトラック輸送や倉庫運営等の物流事業を展開しており、トラックドライバーや社員に呼び掛け、陸上物流における省エネキャンペーンを開始する。
今回のキャンペーンではドライバーとエンジンキーをつなぐキーチェーン（「環境キャラクラター『キャプテンエコ』のプレート入り」を6,000個世界中に配布、トラックのアイドリングストップを進める。
