リョービ(株)は中型オフセット印刷機の生産能力の増強をはかるため、広島東工場(広島県府中市鵜飼町800-2)の敷地内に新工場棟を増設する。
新工場棟の建設は、日本、米国、欧州、中国などでグローバルに販売を伸ばしているA2/B2サイズのオフセット印刷機「RYOBI 680シリーズ」「RYOBI 750シリーズ」」の生産能力の増強、およびアジア市場向けを中心に2006年から販売を開始するA1サイズのオフセット印刷機「RYOBI 920シリーズ」を生産するために行うもの。
新工場棟の建設により、現在、府中市の広島東工場と栗柄工場に分散している中型印刷機の塗装、シリンダー加工のラインを一箇所に集約して、加工から組立、検収、出荷までの一貫体制を構築するなど、生産効率の向上をはかる。
新工場棟の概要
工事期間:2005年10月着工~2006年4月完成予定
延べ床面積 :約10,100㎡(1階5,400㎡、2階4,700㎡)
1階:塗装、組立、検収、出荷
2階:部品倉庫、部分組立
投資額は、約20億円(建物、機械設備等)で、生産能力は、現状の60%増