伊藤ハム(株)はニュージーランドに、業務用ハンバーグ、サラミ、ビーフジャーキー、ウインナー、業務用ステーキ等を生産する工場を2004年9月に稼動する予定で建設する。
そのために、ニュージーランドのANZCOFOODS社を合弁相手とし、50%ずつの出資でイトウハム・ニュージーランド(資本金NZ$13百万)を設立し、新工場はニュージーランドの北島のワイタラに旧食肉加工工場、敷地面積5haを取得し、そこに3 000m2の面積で総投資額13億円で4月に着工する。
ニュージーランドの牛肉はEUの調査で、世界中で最も安全な牛肉とされており、この新工場ではヤングブルを中心とした安価で品質の高い牛肉をANZCOFOODS社のグループ企業から調達し、世界で最も競争力のある牛肉加工品の生産を目指す。