伊藤ハムは12月16日、11月5日に一度撤回した修正業績予測を発表した。修正後の予測値は売上高4940億円(5月16日の発表より15.2%増)、営業損失8億円(28億円の営業利益を予想)、経常利益5億円(25.0%増)、当期損失15億円(16億円の当期利益を予想)と、利益面で減益となる見通し。
売上高は東京工場の稼働停止以降回復しているが、贈答用のハム、ソーセージなどの売上が減少したという。また商品回収関連の特別損失19億円を含む33億円の特別損失を計上する予定で、利益面に大きく影響する見込み。