GXSは、 GS1スロバキアが認定するGlobal Data SynchronizationのためのData Poolの構築と運用を行うことを発表した。
GS1スロバキアの3300以上の会員企業はGXS Data Poolにより、商品情報の同期化、サプライチェーンのデータ品質の向上を図れ、東欧地域及びグローバル経済の活性化の最大限の機会を得ることになる。
2004年5月にEUに加盟したスロバキアは、中央、東ヨーロッパの中で一般消費財と小売市場が急成長している国の1つ。
25カ国で構成されるEUは、大きな経済力を持ち、世界貿易全体のおよそ18%を占め、年間生産高は3.6兆米ドルを超え、4億5500万の消費者と世界のGDPの4分の1を占める。
このような非常に巨大な市場の参加国として、GS1スロバキアは、世界貿易の創出と国際間での取引先からの売上の増大を図れる、大変優位的な立場にいる。
これにより、GS1スロバキアのData Poolは国内サプライ・チェーンにおける信頼を更に強め、また「Wal-Mart」、「Metro」、「P&G」のような小売・一般消費財の最大手企業からの利益の更なる増大を実現することになる。
各国に配備された認定済みGlobal Data Synchronization Network (GDSN) のData Poolを通じ、海外サプライヤーからの商品情報を国内の小売業が同期化することが可能となり、グローバル取引を容易かつより効率的に実現できるようになる。
また、現地のサプライヤーが、スロバキア市場への参入構想を持っているグローバルもしくはヨーロッパ系小売業との間での商品管理の自動化が可能となる。
Data Poolサービスは、Data Poolソリューションを提供する地域密着型組織が、優れたソリューションである「GXS Data Pool Manager」を使用することで展開可能となり、「GXS Data Pool Manager」は、GS1認定Data Poolによるデータ同期化を実現するための障壁をより低くし、各市場での地域的特性に合わせたASPサービスを提供する。
GXSは、GS1メンバー企業の中でInternational Data Poolサービスを提供しているリーディング・カンパニーで、オーストラリア、カナダ、香港、韓国、ニュージーランド、ロシア、台湾、イギリス、同様に中東、地中海地域として、エジプト、ヨルダン、レバノン、マルタ、モロッコ、サウジアラビア、シリア、チュニジア、そしてUAE、計18カ国に渡る国々における「Country Data Pool」もしくは「Regional Data Pool」の構築と展開を行っています。 「GXS Data Pool Manager」は、「GXS Trading GridSM」の中において、情報管理するためのレポジトリーを持ち、取引先との間のデータの入力、登録、同期化を容易に促進します。 小売業におけるサプライ・チェーンにとって、商品情報の同期化を迅速に進めるためにGS1は、GDSN認定のData Poolをグローバルに推進している。
GS1スロバキアについて
GS1スロバキアは、GS1のメンバーです。スロバキアにおけるEAN.UCC標準のグローバルなシステムの管理と構築に責任を持つ。 EAN.UCC標準は、ベストプラクティスを基礎としたオープンかつグローバルで、複数業界における情報規格。 このEAN.UCC標準の導入を推進することにより、GS1とそのメンバーは、サプライ・デマンドチェーンの運用における重要な役割を果たす。
そのサプライチェーン・ソリューションは、グローバルで統一されたコード、XML標準、EDIトランザクションセット、バーコードの標準規格、データ転送メディア、電子商取引標準規格を含む、EAN.UCC標準システムによって提供される。
GS1スロバキアは、1993年GS1(以前はEAN International)のメンバーとして設立され、スロバキアの会員3300社以上が現在EAN.UCC標準システムを利用している。
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グローバル・エクスチェンジ・サービス・ジャパン
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