(株)コタニは、住友商事(株)、NTN(株)の合弁で、ポーランドのGliwice経済特区(Gliwice市)にて鍛造製品工場を設立し、自動車用鍛造品の製造販売事業を共同で行う。
コタニは、熱間鍛造、温間鍛造、ローリング鍛造、複合鍛造技術を駆使してベアリング、等速ジョイント、ハブ軸受を始めとした自動車駆動部品用の鍛造品を生産する年商100億円を超える国内独立系鍛造品メーカーの最大手。
車軸用ベアリング(ハブ-1)の鍛造品で、国内市場シェア60%を保有するコタニの高い技術力と、住友商事グループの現地ネットワーク、海外事業ノウハウをベースに、NTNを始めとした日系トランス・プラント及び欧州自動車メーカー/Teir1サプライヤーに対し、高精度/高品質の鍛造品を供給し、欧州での鍛造品事業の拡大を狙う。
新会社概要
会社名:Kotani Poland
事業内容:自動車用鍛造品およびその他産業向け鍛造品の製造及び販売
総投資額:27億円
資本金:11億円
(出資構成)コタニ60%、住友商事グループ25%(住友商事、ドイツ住友商事)、NTN15%
立地:34,300m2
派遣駐在員:合計4名
コタニ3名(製造・技術)
住友商事1名(アドミ・営業)
主要設備:第一期(06年)2000MTプレスライン一基
第二期(07年)3150MTプレスライン一基
稼働予定:2007年1月