EPCグローバル標準に沿ったRFID(ICタグ)技術に関する3年計画の調査・開発・試験プロジェクトが、ブリュッセルでスタートした。
このプロジェクトは「BRIDGE」と呼ばれ、欧州連合(EU)の「FT6」プログラムからの約750万ユーロの支援を得ている。
BRIDGEは世界標準に関する組織であるGS1によってコーディネートされたもので、世界31団体の共同作業により進められる。参加団体には、自動認証研究所など欧州および中国の大学機関、大手・中小のソリューション提供企業、小売流通企業、メーカーが含まれる。
ICタグをめぐっては、業務の効率性アップのための切り札と目される一方で、セキュリティー面などでの疑問も提示されており、BRIDGEはこうした課題に取り組むのが大きな目的となっている。(翻訳)