三菱商事（株）は、（株）ニチレイロジグループ本社、三菱倉庫（株）、インド側パートナー2社との合弁会社で、インド国内での低温物流事業を展開するSnowman Frozen Foods Limited（本社:イン
ドバンガロール、以下：Snowman）の第三者割当増資によって発行される新株式のすべてを、インド大手物流会社であるGateway Distriparks Limited（本社:インドムンバイ、社長:Mr.Prem Kishan Gupta、以下：Gateway）が引き受けて、Snowmanに資本参加する事に合意した。
Snowmanは1993年に設立、インド主要都市に16箇所の低温倉庫、低温輸送用車両約90台を保有し、インド全土でのColdChain展開を行なっている物流会社。
Gatewayは1994年に設立されたインド国内でオフドックCY事業と鉄道によるコンテナ輸送事業を展開する物流会社で、インドでNo.1のCFSオペレーターであり、ムンバイ証券取引所とナショナル証券取引所に上場している優良企業。
急速に拡大しつつあるインド市場に於いて、低温物流サービスのニーズは高まりつつある事から、インド大手物流会社であるGatewayという有力なインド側パートナーをSnowmanに迎え入れ、第三者割当増資によって得られる資金の有効活用によるインド国内での倉庫・輸送ネットワークの拡充を実現し、更にこれまで両社が培ってきたSnowmanの国内物流ノウハウとGatewayの国際物流ノウハウを融合させる事により、インドで他に類を見ないCold Chain Logisticsの提供者として幅広い要望に応えられるようSnowman事業を展開する。
三菱商事は、引続き主要株主としてこれまでと同様にSnowmanに対する人員派遣やSnowman経営への積極的な関与を継続する事をGatewayと合意しており、事業パートナーとなるGatewayと共同で、将来的にはSnowmanをインド株式市場で上場できるような事業体に育成する。
