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東芝/英国で原子力サプライチェーン強化

2011年01月19日/国際

東芝とウェスティングハウス社等で構成する英国ニュークリアーパワーデリバリー(NPD UK)は1月19日、英国でのAP1000TM型発電所(加圧水型軽水炉の最新原子力発電所)受注と拡販に向けたサプライチェーンの強化のための覚書を、ロールスロイス、BAEシステムズ、ドゥーサンパワーシステムズの3社と締結したと発表した。

今後、NPD UKが提案しているホライゾンニュークリアーパワー社のウィルファサイト向けAP1000TMの「モジュールの設計、製作、加工、組み立て」、「英国での部材の供給拠点の開発」、「建設サイトでの機器の組み立て」、「建設後の試運転サポート」について、具体的な検討を進めていく。

原子力発電所建設には、制御システムに使用される半導体から原子炉を収納する格納容器まで、多種多様の製品が必要となる。

今回、圧力容器、モジュール等の供給が可能な大手原子力サプライヤー3社と締結したことにより、英国でのAP1000TM建設の基盤が出来たことになる。今後も引き続きサプライヤーを募ることで建設体制の整備を進める、としている。

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