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日本製紙/石巻工場、津波で土砂堆積、仙台港の輸出向け在庫被害

2011年03月13日/物流施設

日本製紙グループ本社は3月13日、東北地方太平洋沖地震により、石巻工場、岩沼工場、勿来工場
、秋田工場、北上製紙、大昭和ユニボードでの生産を全面停止していると発表した。

仙台港の輸出向け在庫と東京・有明倉庫の在庫にも被害が出ている模様という。

石巻工場は、津波の被害により工場構内は土砂等が堆積し、設備の被害はまだ確認できていない。製品在庫はほぼ全損の模様。

岩沼工場は、マシン建屋の一部天井が崩落し、側壁が一部崩壊したが、設備の被害状況の詳細は現在確認中。製品在庫の半分程度が被害を受けている模様。

勿来工場は、設備の被害状況は現在確認中だが、製品在庫の半分程度が被害を受けている模様。

秋田工場は、再開の目処は立っていない。北上製紙は、設備に一部被害が発生している。

現在生産を継続している工場においても、今後原料調達・製品物流の面で影響が出ることが懸念されるため、事態の推移を見極めながら対応するとしている。

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