産業ファンド投資法人は3月18日、東北地方太平洋沖地震による物件の物的損害への対応費用をまとめ、3物件で損害対応費用の概算額は1700万円を見込んでいる。
地震の発生前から保有していた11物件(取得合計969億円)のうち、約0.02%。
3物件の詳細状況について、IIF東雲ロジスティクスセンターは、建物躯体、外装には損傷はないものの、アスファルト舗装ひび割れ縁石側溝損傷が発生しており、既存舗装撤去の上舗装遣り換え、埋め戻し、縁石交換する。
IIF新砂ロジスティクスセンターも建物躯体、外装には損傷はないが、アスファルト舗装ひび割れと雨水配管破損が発生しており、同様な対応を行なう。事務棟休憩室の天井ボード一部が破損しており、天井ボード・舗装補修側溝・配管の交換などを行なう。
IIF厚木ロジスティクスセンターも、建物躯体、外装には損傷はないものの、屋内非常階段間仕切り板の破損と、柱耐火ボード破損が発生しており、ボード交換、耐火被覆補修、吊金具等交換を行なう。