伊藤忠グループでインターネット調査を手がけるマイボイスコムは2月17日、「宅配便サービスの利用」に関するインターネット調査の結果を公表した。
調査は1月1~7日にかけて実施したもので、今回で14回目となる。直近1年間を基準に、「仕事以外で利用した宅配便サービス」に関する質問への回答をまとめており、計1万1420件の回答があった。
それによると、宅配便の受け取り頻度における回答では、「月に1回以上宅配便を受け取った」人は7割弱になっており、前回の2022年調査よりもやや減少していることが分かった。
また、男性10代・20代では、「受け取りはしたことがない」という回答の比率が高くなっていた。
受け取った宅配物の内容(複数回答)では、「ネット通販で購入した物」が83.6%と突出して多く、次点で「家族・親戚等からの荷物」(34.0%)となっていた。
それ以降には「クール便」「オークションなどの購入物」「友人等からの荷物」が続いたが、いずれも20%前後で大きな差はなかった。
なお、「オークション、フリマアプリ等で購入した物」は若年層でやや高く、特に女性30代で顕著となっていた。
宅配便を受け取る際の利用方法(複数回答)では、「自宅で直接受け取る(対面での配達)」が82.4%、「日時指定」が55.2%、「置き配指定」が40.5%となった。
「日時指定」は女性40~60代で各60%台、「置き配指定」は女性30代で6割弱と、他の性別・世代と比較して高い結果が見られた。
宅配便サービス利用時の重視点(複数回答)を問う質問への回答では、「配送の確実さ」が59.4%で最も高く、「配送料金の安さ」が40.8%、「荷物の取り扱いの丁寧さ」が33.3%と続いた。
女性は「紛失の心配が少ない」点を重視する傾向があり、高年代層では「配送の確実さ」を優先事項としていた回答が多かった。
宅配便サービスへの期待・要望について、回答者のコメントでは、「現状の日本の運輸状況を考えるとこれ以上を望むのは難しい。ドライバーの労働環境改善や、無人運転トラックの開発等、人的コストの削減についてしっかり考える必要があると思う」(男性29歳)や、「配達員さんの負担を減らすために再配達は追加料金ありでいいです」(女性37歳)といった、現状を理解した上で今後を懸念する声が見られた。
他には、「置き配で、そこ? という場所に荷物が置いてあることがあった。蹴とばしそうな場所、不安定な場所、など」(女性39歳)、「コンビニ受取などを活用したいですが、方法がよくわかりません。他にも再配達を防げる方法を周知してくださると助かります」(女性52歳)といった、受取方法に関する課題が見えるコメントもあった。
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