日本郵船は3月24日、子会社の日之出郵船が運航するモジュール船「YAMATAI」が、24日に神戸港で救援物資を積み込み、青森県・八戸港に向け出帆したと発表した。
＜YAMATAIに救援物資を積み込む＞
＜運航中のYAMATAI＞
27日昼ごろに到着する予定で、揚げ荷後、青森県、岩手県、宮城県の各市町村に輸送する。
救援物資は「第1回救援物資ホットライン」として、日本経済団体連合会と協力して呼び掛けた企業32社や、同社が呼び掛けた地方自治体、全日本海員組合、NPOなどから寄せられた飲料水、食料品、乳児用品、衛星用品、生活用品など。20フィート換算で24本分(10トントラック16台分)に相当する。
なお、当初はYAMATAIをヘリコプターの洋上基地として活用することを政府に申し入れていたが、緊急性から救援物資の輸送に充てることにしたもの。要望があれば、今後も続けていく予定だ。
