西濃運輸は10月9日、新たに取得した青森市野木の用地で、新築移転する「青森支店」の地鎮祭を行った。竣工は2026年10月末の予定。
用地は青森自動車道「青森中央IC」から約4㎞に位置し、青森市街地へのアクセスが良く、セイノーグループの青森県内の物流ネットワークにおける重要拠点となる。
施設は平屋建て、延床面積3872.53m2。プラットホーム面積を現行の1122m2から約2倍の2280m2に拡大し、取り扱う物量の増加に対応できるようにする。
一度に接岸できるトラック台数も増台し、輸送効率・リードタイム向上につなげる計画だ。
今回拡大するプラットホームは、西濃運輸が推進する「オープン・パブリック・プラットホーム(O.P.P.)拡大」を狙いとし、将来は同業他社との共同使用も可能とする。
地方インフラと輸送品質の維持向上に向け、業界の課題解決にも取り組んでいきたいとしている。
■施設概要
所在地:青森県青森市大字野木字山口164-47
敷地面積:1万6970.57m2
延床面積:3872.53m2
構造:S造 平屋建て
施設機能:1階 両面ターミナルバース(76.0m×30.0m/トラック37台接岸可能)、洗車場、点検整備場を併設
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