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国交省/物流分野の新規概算要求

2011年10月18日/国際

国土交通省は、2012年度予算要求のうち、物流分野の新規事項では、代替エネルギー船舶に関する総合対策の創設に6億4700万円、国際バルク戦略港湾における総合的な施策の創設に46億6900万円を求めている。

代替エネルギー船舶に関する総合対策の創設は、天然ガス燃料船の実用化・導入を促進する環境を整備し、地球温暖化・大気汚染等の環境問題へ対処と、海事産業の国際競争力の強化のため、天然ガス燃料船の安全基準の検討、国際基準化等を戦略的に推進するもの。

国際バルク戦略港湾における総合的な施策の創設は、資源、エネルギー、食糧といった国際バルク貨物の需給が逼迫し、世界的な資源獲得競争が起こりつつある。

大型船舶の活用等により、アジア主要港湾と比べて遜色のない輸送コスト・サービスを実現するため、選択と集中の観点から選定された「国際バルク戦略港湾」において、大型船舶に対応した港湾施設の整備、「民」の視点による埠頭運営の効率化、船舶の運行効率改善のための制限の緩和等の施策を行うとしている。

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