ナビタイムジャパンは12月23日、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」で、「荷物検品」機能を拡充し、管理者PCから荷物の登録・状況確認ができる新機能「荷物ステータス管理」を追加した。
積み込み・納品の工程で確認作業を効率化し、ドライバーと管理者の情報共有をスムーズにすることで、誤配送防止やドライバーの作業負荷軽減を図る。
新機能の特長は、積み込みと納品の2段階で検品。管理者が事前に荷物情報を登録することで、ドライバーはアプリの指示に従ってバーコードをスキャンするだけで、正しい荷物が積まれているかチェックできる。ドライバーによる事前の荷物登録作業が要らず、出発までの業務時間短縮につながる。
またAPI連携とPC管理画面で、管理者は荷物が「未検品」か「検品済み」かリアルタイムに把握できる。ドライバーに電話確認する手間がなくなり、トラブル発生時も迅速に原因特定と対応ができるようになる。
現場の声を反映し、パレット単位の検品も可能に。パレットに積載された大量の荷物を、荷崩しすることなくそのままの状態でスピーディーに登録・検品できる。
これまでの紙リストによる目視消し込みや、パレット単位での簡易的な確認作業をシステム化し、個別にバーコードスキャンする手間を省く。数量を一括して登録できるようにしたことで、現場の作業スピードは維持しつつ、データに基づく正確な荷物管理ができるという。
ナビタイムジャパンは物流の2024年問題を背景とした業務効率化に向け、納品時の誤納品、積み込み時の積み忘れや不要な積載が課題だととらえ、新機能に対応した。
ナビタイムジャパン/住所リストのCSVファイルインポートに対応

