大日本印刷は11月14日、三原工場(広島県三原市)敷地内に新棟を増築し、反射防止フィルムの製造ラインを新設したと発表した。
<手前側が増床部分>
投資額は約50億円で、2011年11月より稼動する。
新ラインは、より低反射で明るい映像の表示を可能とする高性能品や3Dディスプレー用部材、タッチパネル用部材など多様な高機能光学フィルムを中心に製造する。また、新ラインは製造工程の自動化をさらに推進することで、既存ラインと比べて高い生産性と高品質を達成した設計としている。
■新棟の概要
所在地:広島県三原市沼田西町小原73-47
投資額:約50億円
敷地面積:約5万3000㎡(従来と変わらず)
建築面積:約4300㎡
延床面積:約6600㎡ ※鉄骨2階建て
着工時期:2010年12月
稼動開始:2011年11月
従業員:約30名