LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





住友商事/グループ物流企業がCO2削減で貢献

2011年11月16日/CSR

住友商事の事業会社である住商グローバルロロジスティクスヨーロッパ(SGL欧州)が、パナソニックの「エクセレントパートナーズミーティング」で2011年度ECO-VC活動で銀賞を受賞したと発表した。

ECO-VC活動とは、パナソニックと取引先の企業が協力してCO2およびコストを削減する取り組み。

SGL欧州は、パナソニックAVCネットワークスチェコに対して、複数サプライヤーからの混載集荷、部品と完成品の往復輸送を行う「ミルクラン輸送」を提案。

サプライヤーが各々工場に納品していた従来の輸送体制を見直した。その結果、トラックの運行台数削減と積載率向上がもたらすCO2とコスト削減効果が認められ受賞となった。

<中国高速鉄道への積み込みの様子。日系企業などが求める正確で高品質な定時輸送を行う>
20111116sumisyou2 - 住友商事/グループ物流企業がCO2削減で貢献

<コンテナの内側に使い捨ての袋を入れ、液体を注入するSGLのマキシコン(上:使用時、下:収納時)。顧客の、使用しないコンテナの在庫や廃棄といった問題を解消する>
20111116sumisyou3 - 住友商事/グループ物流企業がCO2削減で貢献

なお、SGLでは、欧州以外でも顧客と協力して環境に配慮した輸送方法を開発し、CO2削減に貢献している。トラック輸送が主流の中国では、高速鉄道を活用した国内物流網をいち早く構築。大幅なCO2削減に成功した。

また、液体専用リターナブルコンテナ「マキシコン」は、主にローリー車やドラム缶単位だけであった液体貨物の輸送を効率化し、1トン単位での輸送という新たな選択肢を提供。トラックでの積載効率を上げ、CO2を削減する。

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース