富士紡ホールディングスは12月22日、バンコク都にある子会社が洪水被害を受けたが、排水作業を完了し、復旧作業に着手したと発表した。
また、ナコンパトム県にあるJINTANA FUJIBO CORPORATIONは、周辺道路の冠水により操業を休止していたが、状況が改善し操業を再開した。
復旧作業は、排水作業が完了し、構内清掃、設備洗浄などの復旧作業に着手。従業員の住居も浸水などの被害を受けているが、人的被害はない。今後、日本からの技術者の応援派遣を増員し、設備洗浄および分解整備の上、稼動可能な設備から順次立ち上げ、早期復旧を目指す、としている。