パワーエックスは3月23日、系統用蓄電システムへの中長期的な需要拡大に対応するため、北海道苫小牧市に新工場「Power Base Hokkaido」を開設すると発表した。稼働開始は2027年6月の予定。
<新工場を開設>
同社は現在、系統蓄電所や太陽光発電所への併設などの用途で活用される大型蓄電システムなど全ての製品を岡山県玉野市で製造している。
再生可能エネルギーの主力電源化が進む中、電力系統の需給安定化に貢献する蓄電システムへの需要は拡大が見込まれており、こうした市場環境に対して十分な供給力を確保することが目的。
また製造拠点の分散による自然災害等へのレジリエンス強化ならびに完成品の輸送コストの最適化を図るとしている。
苫小牧市は、苫小牧港や新千歳空港に隣接し、物流・人員移動の両面で優れた立地条件を備えている。
既存の工場建屋に改修を施すことで短期間での立ち上げが可能となり、2027年6月より大型蓄電システム「Mega Power 2500」の製造を開始する計画。製品は主に北海道・東北エリアの系統蓄電所向けに供給する予定だ。
■新工場の概要
名称:「Power Base Hokkaido」
所在地:北海道苫小牧市字植苗
敷地面積:2万5073m2
延床面積:約8200m2 (既存建屋5705m2を改修)
製造品目:大型蓄電システム「Mega Power 2500」(10ftコンテナ型)
生産能力:年間800台(約2GWh)
稼働開始:2027年6月(予定)
総事業費:30億円
