日立物流/スマートロジスティクス、グローバル化とローカル化推進

2012年01月06日 

日立物流の鈴木登夫社長は、年頭所感で新たな事業コンセプト「スマートロジスティクス(Smart Logistics)」を売り込むと表明した。

システム物流(3PL)事業への他社の追い上げに対し、スマートロジスティクスにより他社差異化を図る狙いで、「安全・安心・グリーン・グローバル・ワンストップ」サービスとして、他社には無い独自のサービスを展開することにより追随する他社を引き離す考え。

今後は“Green,Global,Comfortable”をキーワードに“スマートロジスティクスの日立物流”を売り込む。

グローバル化では、ローカル化の推進により真のグローバルカンパニーを目指す。

従来の海外ビジネスは日系の顧客をターゲットに展開してきたが、今後はビジネス拡大のため、その国の大多数を占めるローカル顧客を攻める必要があり、現地法人の主力メンバーのローカル化を進める。

このため、現地法人とパートナー会社の管理職を対象とした日本国内での研修や、講師を日本から派遣して海外現地で行う研修を、今後も強力に推進する。

一方、買収後の経営統合の推進によるシナジー効果の拡大として、バンテックとはそれぞれの強みを生かし、弱みをカバーし合うように事業統合を進める。

両社(日立物流、バンテック)は国内外に多数の拠点を有しているが、多くの拠点が隣接しており、拠点統合による合理化メリットも追求し、今年は具体的に各種統合を実行する。

買収後の経営統合に対する日立物流の基本的姿勢は「グループ参入会社のメリットを優先する」ということで、グループ連結経営成功の鉄則と考えている。

4月から始まる新年度は6000億円企業への挑戦となり、今まで経験したことの無い高いレベルへの目標に向かって、スマートロジスティクスで世界へ飛翔するとしている。

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