名鉄運輸が2月7日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高665億2600万円(前年同期比2.0%増)、営業利益28億8900万円(2.7%増)、経常利益28億4200万円(4.2%増)、当期利益13億6400万円(5.6%増)となった。
貨物自動車運送事業は、円高や国際経済の低迷、タイにおける洪水などの影響による国内生産活動の減退に加え、運賃単価の下落もあって厳しい経営環境にあった。四国名鉄運輸の連結子会社化の効果もあって、売上高は561億800万円(2.7%増)となった。
航空利用運送事業では、国際貨物運送事業の他社への移管や国内貨物運送事業における輸送量の減少による影響により、売上高は61億2500万円(5.1%減)となった。
通期は、売上高880億円(3.7%増)、営業利益31億円(3.4%増)、経常利益29億円(1.1%増)、当期利益16億円(29.0%増)。