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横浜冷凍/10~12月の売上高7.5%減、営業利益28.7%減

2012年02月10日/決算

横浜冷凍が2月10日に発表した2012年9月期第1四半期決算によると、売上高317億4400万円(前年同期比7.5%減)、営業利益11億400万円(28.7%減)、経常利益11億4700万円(28.6%減)、当期利益6億6300万円(23.1%減)となった。

貨物の荷動きは徐々に回復傾向にある中で、顧客ニーズを的確にとらえた収益重視の集荷活動に取り組み、前期にスクラップ&ビルドにより新設した北港と鹿児島物流センターも、期初より順調に稼働し業績に寄与している。

貨物取扱量の状況は、冷凍食品に加え畜産品の取り扱いが増加したことで、前年同期と比べて入庫取扱量は約3万2000トン、出庫取扱量は約1万2000トン、平均保管在庫量も2.9%の増加となった。

その結果、売上高は主に保管料収入と荷役料収入が伸びたことで増収となり、営業利益は新設物流センターの減価償却負担増等もあったが、前年同期の水準を維持した。

以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高は53億2700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は13億1300万円(0.0%減)となった。

なお、昨年10月にタイで発生した洪水による子会社タイヨコレイへの直接的な被害はなく、新設したワンノイ物流センターも稼働している。

通期は、売上高1268億2000万円(2.2%増)、営業利益47億4000万円(13.0%増)、経常利益47億3000万円(10.0%増)、当期利益24億4000万円(46.2%増)を見込んでいる。

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