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経産省/サプライチェーンの温室効果ガス排出量ガイドライン公表

2012年04月03日/SCM・経営

経済産業省と環境省は3月30日、事業者がサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量を算定するためのガイドラインを取りまとめて公表した。

ガイドラインの取りまとめは、サプライチェーンでの排出量の算定により、サプライチェーン全体において排出量や排出削減のポテンシャルが大きい段階が明らかになり、事業者が効率的な削減対策を実施することで透明性を高めつつ競争力強化を図ることが期待されている。

また、サプライチェーンを構成する事業者への情報提供等の働きかけにより、他の事業者間への理解の促進及び事業者間の連携を図り、関係事業者間で協力して温室効果ガスの削減を推進することができる。更には、サプライチェーン排出量を可視化し公表することで、ステークホルダー等に対する説明責任の向上も期待できる。

ガイドラインは我が国の既存の取組状況と国際動向を踏まえ、我が国の事業者がサプライチェーン排出量の算定する際の考え方を提示するものとなっている。

■サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120330010/20120330010-2.pdf

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