ジョーンズラングラサールは4月5日、レポート「China 50:これから有望な中国50都市」を発表した。
レポートのなかで、ロジスティクス(物流)セクターについては、国際的レベルの設備が著しく供給不足の状態にあるとしている。
中国全土における近代的物流ストックの規模は、米国ボストン一都市の規模と同程度に過ぎないという。
輸送インフラの改善、リテール(小売)セクターの成長、中国製造業の内陸部への移動によって、ロジスティクス(物流)セクターへの期待はさらに膨らんでいるという。
成都、重慶、大連、杭州、南京、瀋陽、蘇州、天津、武漢の9都市を、今後10年で注目すべき都市として選出した。
同社の予測では、中国50都市の不動産マーケットにおいて、リテール(小売)セクターが最大の事業機会を提供するとしている。