ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステムは4月20日、バイオセーフティとバイオセキュリティを実現する「バイオセキュリティトレースサービス」の提供を開始する。
＜概要図＞
「バイオセキュリティトレースサービス」は「温度維持機能付きセキュリティ通い箱」、「保存容器（試験管、ケースほか）の保管場所や取扱い作業履歴を可視化」（試験管トレース）、「デジタル電子錠による保冷フリーザーのセキュリティ保管強化」の3つのサービスで構成されている。
2015年までに国公立の研究機関･医療機関、民間の検査会社･臨床試験受託会社等に200件の導入を目指す。
バイオセーフティとは、病原体や毒素への意図せぬ曝露や、これらの偶発的な放出を予防するために実施する封じ込めの原則、技術、実践を表す。
バイオセキュリティは、防護･監視を要する重要な生物材料の不正アクセス、紛失、盗難、濫用、悪用、流用、意図的な放出を防止するための施設内における防護、制御、責任を表す。
