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フォルクスワーゲン/中国西部のウルムチに新工場建設

2012年04月24日/生産

フォルクスワーゲンは4月24日、中国におけるパートナーである上海汽車工業総公司(SAIC)の代表者は、中国西部のウルムチに新工場を建設する契約書に署名したと発表した。

フォルクスワーゲンとSAICは、新疆ウイグル自治区の首都であるウルムチに自動車生産工場を建設する。新工場には、合計で約1億7000万ユーロを投資する。この工場は、2015年から年間最大5万台の車両を生産する。

同時に、自動車部品のサプライヤーが周辺部へ進出することをサポートし、独自のトレーニングセンターを開設する予定だ。

さらに、フォルクスワーゲン グループと中国第一汽車集団公司(FAW)は、FAW-フォルクスワーゲンの合弁事業を25年間延長することを合意した。

中華人民共和国は、フォルクスワーゲン グループにとって最大の市場。フォルクスワーゲンは、2011年に中国で226万台を販売した。今年の1月~3月の実績は、前年比15.6%増となる63万3000台の車両となっている。

上海-フォルクスワーゲンとFAW-フォルクスワーゲンの2つの合弁事業は、合計で約5万人の従業員を雇用し、10か所の工場で、車両、ギアボックス、シャシー、エンジンを製造している。

フォルクスワーゲン グループは、順調な事業を継続していくことを目指し、中国での2つの合弁事業は大幅に拡大され、2016年までに合計で140億ユーロの投資が行われる予定。

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