経済産業省の資源エネルギー庁は5月18日、6月から9月までの夏季の省エネルギー対策を発表した。
今夏は、電力需給対策に取り組む必要が高いため、今回の省エネルギー対策については、別途決定される電力需給対策と一体となる形で、省エネルギーに関する取組を推進する内容になっている。
運輸関係では、貨物(旅客)輸送事業者と荷主においては、省エネ法の判断基準に基づく取組方針の策定など、適切なエネルギー管理を実施すること。
貨物輸送に際しては、輸配送の共同化等による積載効率の向上、鉄道や内航海運といった大量輸送機関の積極的活用等、物流の効率化を図ること、などを挙げている。
政府は、国民に省エネルギー・節電対策の実践についての協力を呼びかけていくとともに、政府自らも率先して、冷房の適正化や照明の削減など、省エネルギー・節電の実践に取り組む、としている。