構造計画研究所は6月19日、サプライチェーンAPSシステムADAPの機能を強化し ver.4.0として販売を開始した。
ADAP ver.4.0は調達・生産・運搬・在庫・出荷の情報を一元管理し、APS(Advanced Planning & Scheduling)に基づくサプライチェーン計画、生産日程計画と実績管理、在庫管理を統合的に実現する。
ADAPは生産現場での「整流化」と「在庫削減」、「リードタイム短縮」を実現するAPS生産計画システム。
2010年には進捗管理と在庫管理を統合し、現場の「見える化」を実現し、2011年にはサプライチェーンAPSへと機能を拡張し、サプライチェーン全体の「整流化」と「見える化」を実現してきた。
今回は、計画機能の強化に加え、トレーサビリティ機能を追加した。
計画機能の強化では、設備の段取り替え時間を正確に評価して、納期と効率を両立した計画の立案を行う機能を強化した。
トレーサビリティ機能では、不具合が発生したロットから実績記録をサプライチェーンの上流に辿って原因範囲を特定するトレースバック機能と、発生原因から実績記録をサプライチェーンの下流に辿って不具合の拡散範囲を特定するトレースフォワード機能を追加した。
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製造BPR営業部
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