昭和電工は7月10日、子会社の昭和電工パッケージングが、岩谷産業グループの蘇州艾思尓電子薄膜(中国江蘇省)と中山岩谷(中国広東省)へ、製品のスリット加工と中国、アジア市場での物流業務の委託を6月より開始したと発表した。
中国に2拠点を設置することで、物流の効率化を図り、顧客とのコミュニケーションをさらに緊密化し、拡大するアジア市場に対する供給リードタイムの大幅な短縮、サービスレベルの向上を推進する。
引き続き、リチウムイオン二次電池包材に加え、食品、電子機器、医薬などの用途も、加工・物流拠点の現地化を検討していく。