郵船ロジスティクスは7月18日、中部ロジスティクスセンターにおいて、生食用鶏卵(生卵)のシンガポールへの航空輸送手配をしたと発表した。
<トラック輸送>
<検品の様子>
中部国際空港(以下:セントレア)から生食用鶏卵が海外輸出されるのは初となる。
生食用鶏卵は7月17日14時30分に同社中部ロジスティクスセンター(愛知県常滑市セントレア3-15-1)へ搬入。荷降ろし後に入念に貨物状態のチェック、温度管理された倉庫に保管された後に輸出申告をした。翌7月18日、シンガポール航空SQ671便にてシンガポールに向けて無事飛び立った。
シンガポールの農林水産省にあたるAVAから輸入認定を取得するための日本・シンガポール間コーディネーションや、3回のトライアル輸送を通じた割れないための梱包方法の検証と提案、暑い時期という条件下、鶏卵の鮮度を保つための中部ロジスティクスセンターでの温度管理を行う等、当初から経験豊かなスタッフが物流コンサルタントとしてさまざまなサポートを行なった。