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IHIMU/環境負荷低減型コンテナ船の基本承認をドイツで取得

2012年09月05日/国際

アイ・エイチ・アイ・マリン・ユナイテッド(IHIM)は9月5日、液化天然ガス(LNG)を燃料とする1万3000TEU型コンテナ船の開発を完了し、ドイツの船級協会であるゲルマニッシェルロイ(以下:GL)から基本承認(AIP)を取得したと発表した。

<液化天然ガスを推進用燃料として使用する環境負荷低減型コンテナ船イメージ >
20120905ihimu - IHIMU/環境負荷低減型コンテナ船の基本承認をドイツで取得

LNGを推進用燃料として使用することにより、二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガス(GHG)を一般的なコンテナ船に比べ20%削減が可能。

酸性雨等の原因である窒素酸化物(NOX)の排出量を約80%、硫黄酸化物(SOX)の排出量をほぼ100%削減する効果があり、大型貨物船の燃料として一般的に使用されている重油に代わる次世代クリーン燃料としての期待が高まっている。

システムの基本承認をドイツ船級協会より取得することにより、実際の商談に応じて、環境負荷低減型コンテナ船の商品化が可能となった。
 

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