三井住友銀行は10月18日、札幌通運に対しSMBC環境配慮評価融資を実施したと発表した。
今回、対象となった札幌通運に対する環境配慮状況の評価結果は、「環境マネジメント」「環境負荷の把握の状況」「環境ビジネス」などの面で、高い水準であると判断し、企業経営で良好な環境取り組みを実施しているとの評価となった。
特に全事業所において、2006年4月に「エコステージ・ステージ1」、2009年3月に「エコステージ・ステージ2」に基づく環境マネジメントシステムを導入し、環境負荷低減のための体制を構築している点、使用エネルギーや温室効果ガス排出量については、法令にもとづいて現状把握を行うとともに、削減目標を掲げて取り組みを進めている点を評価した。
環境ビジネスでは、モーダルシフトやエコドライブなどの取り組みを推進するグリーンロジスティクスの提案、天然ガス自動車の導入、梱包資材の削減、配送の効率化などの取り組みを進めている点も評価した。