名鉄が11月7日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、運送事業の売上高は672億9400万円（前年同期比 0.6％増）となり、燃料費の減少に加え諸経費の削減にも努めたため、営業利益は25億1000万円（2.9％増）となった。
トラック事業は、名鉄運輸グループを中心にグループネットワーク強化を推進し配送網の整備と配送エリアの見直しや輸送品質の向上にも取り組み、収益性の向上および事業の効率化に努めた。
海運事業は、太平洋フェリーが前年同期に震災の影響により休止のあった一般旅客営業が全面的に回復し、旅客輸送が大きく増加したほか、往復パック商品の航路の拡大や早割利用の予約内容の変更を可能にするなどの利用促進策を積極的に行い、収入の回復を図った。
