LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





名鉄運輸/4~9月期の売上高9.9%増、営業利益20.3%減

2012年11月08日/決算

名鉄運輸が11月7日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、売上高461億3900万円(前年同期比9.9%増)、営業利益12億6600万円(20.3%減)、経常利益13億円(17.1%減)、当期利益5億500万円(40.0%減)となった。

貨物自動車運送事業の「路線事業」では、グループの輸送ネットワークを生かした積極的な営業展開により貨物輸送量は増加した。「区域事業」では、主要荷主である家電メーカー及び自動車関連企業の不振の影響もあり収入は悪化、「引越事業」でも、遠距離引越やイベントの減少に加え、同業者との運賃競争が激化し、収入は悪化した。

結果、四国名鉄運輸とその子会社5社を連結子会社化した効果もあって、売上高は前年同四半期比11.2%増の399億9900万円となり、売上総利益は27億9900万円(7.8%増)となった。

航空利用運送事業は主力の音楽関係、電子部品等の主要顧客の売上げが振るわず、貨物量が減少した一方で、四国名鉄運輸の航空部門の統合による効果もあり、売上高は前年同四半期比5.1%増の40億9700万円となった。一方で店舗の統廃合を進めたことで経費が嵩み、売上総利益は1億5600万円(35.3%減)となった。

通期は、売上高940億円(4.8%増)、営業利益27億円(15.4%減)、経常利益25億円(19.3%減)、当期利益12億円(43.1%減)。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース