日新が2月14日に発表した2013年3月期第3四半期決算によると、売上高1317億5000万円(前年同期比3.1%減)、営業利益28億7700万円(0.2%減)、経常利益31億6500万円(1.9%減)、当期利益16億7700万円(3.4%減)となった。
東日本大震災やタイ洪水からの回復に伴う自動車生産の増加により、日本、海外ともに自動車関連貨物の取扱いが順調に推移した。業務効率化の効果により、アジア、米州をはじめ欧州で大きく収益が伸長した。
日本での輸入業務は、海上、航空貨物ともに、堅調な取扱いだった。一方、電子部品・部材の取扱いは、当初の想定に比べ日本発の輸出貨物を中心に低調な推移が続いた。
通期は、売上高1798億円(0.4%増)、営業利益42億円(10.8%増)、経常利益43億円(4.4%増)、当期利益23億円(17.9%増)を見込んでいる。