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ラサール不動産/日本レコードセンター用厚木物流センター竣工

2013年04月18日/物流施設

ラサール不動産投資法人は4月18日、日本レコードセンター用の厚木物流センターが3月29日に竣工し、内部を公開した。

<厚木物流センター 外観写真>
20130418rasalle - ラサール不動産/日本レコードセンター用厚木物流センター竣工

<ラサール不動産投資顧問の中嶋康雄CEO(左)と日本レコードセンターの片野浩一社長(右)>
20130418rasalle2 - ラサール不動産/日本レコードセンター用厚木物流センター竣工

厚木物流センターは、1フロア約9600㎡の床面積と、1階及び3階への着車を可能とするランプウェイなど最新鋭の設備・環境を兼ね備え、柔軟で効率的なオペレーションを実現。建築環境・省エネルギー機構(IBEC)のCASBEE新築の「Aランク」の認証を取得している。

日本レコードセンターの片野浩一社長は「3月29日に竣工したが、現在、他の2か所の物流施設をこの厚木物流センターに集約しており、本格稼働は5月7日になると予定している。センター全体ではまだ余裕があるので、今後はCDやDVDソフトで蓄積した多品種少量商品のサービスノウハウを他の多品種少量商品に生かしていくつもりだ」と語った。

ラサール投資法人の中嶋康雄CEOは、「今回はBTS型を提供したが、これはあくまでも顧客の要望次第。BTS型、マルチテナント型両者それぞれの特長があり、一番顧客にマッチしたものをこれからも提供するつもりだ」と話す。

厚木物流センターは内陸部に位置し、耐震設計を図っている。3.11以降の湾岸部から内陸部への動きはある程度落ち着いたと言う。しかし「今はそれ以上にBCPの意識が大手企業さんほど強い。その意味で内陸部の地震等に強い場所を求め、なるべく物流に影響しない場所で安全・安心で高機能の物流施設を求めるようになっていることは確か」と中嶋社長。

ラサール不動産投資法人は今後も開発案件や共同投資案件を含め、既存物件への投資のみに留まらない専門性の高い投資に積極的に取り組み、あらゆる物件タイプへの投資を行っていく、としている。

■施設概要
所在地:神奈川県厚木市三田47-3
敷地面積:2万4168.66㎡
建築面積:1万3130.67㎡
延床面積:52,374.84㎡
構造規模 柱:鉄筋コンクリート造 梁:鉄骨造 地上5階建て
着工:2012年5月17日
竣工:2013年3月29日
施主:厚木プロパティー特定目的会社

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