富士通テンは5月21日、業務用ドライブレコーダー「OBVIOUSアヴィアスレコーダー」の「G400シリーズ」に、デジタルタコグラフを搭載した新商品「DRD-4020」を、6月上旬より発売すると発表した。
<(左)OBVIOUSレコーダー「G400シリーズ」デジタコ搭載一体機「DRD-4020」>
※SDカード別売
新商品は、ドライブレコーダー機能に、法定3要素(速度、時間、距離)を記録するデジタコ機能を、業界最小クラスのコンパクトサイズに一体化し、限られた車内スペースへの取り付け性を高めた。一体型によるコストメリット(製品代、取付費用等)もあり、小型~大型車両まで幅広い顧客が導入できる商品としている。
運転日報を自動で生成する機能や、高速道路と一般道を自動で切り替えて、走行道に応じて速度超過の警告音声を出すETC連携機能を搭載し、ドライバーの負担軽減を図った。
ドライブレコーダー機能は、2012年11月に発売した最新モデルと同一スペックで、カメラは最大5台まで接続、映像は最長約200時間まで記録できる。
記録した映像データを確認するアプリケーションソフトは、車両前方の距離を映像上に表示する業界初の「仮想距離表示機能」を搭載している他、スピードの出しすぎなどの危険運転や、事故多発地点などの危険エリア走行に対し、音声ガイダンスで注意喚起する機能、記録した映像を地図画面上で検索できる「マップバルーン機能」も搭載し、安全運転指導・教育面に役立つ機能が充実している。
国土交通省よりデジタル式運行記録計(デジタコ)の装置型式指定を取得している。
価格はオープン価格。
■商品詳細
http://www.fujitsu-ten.co.jp/obvious/
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