西濃運輸は7月3日、福山通運との共同一括配送サービス「エコ デリバリー」を7月から全国に拡大し、展開していくと発表した。
<福山通運春日井支店へ対象の荷物を回送する様子>
エコ デリバリーは両社の同一の配達先を集約して一括で配送することで、地球温暖化ガス排出の抑制による環境負荷の低減や道路渋滞の緩和、さらには顧客の荷受作業の負担の軽減を目指すもの。
5月から段階的に開始し、これまでに5か所の支店で相互に一括配送を行い、合計で月間659kgのCO2を削減。これは1年間継続すると 7908kgのCO2削減となる。
今後は、両社の全店で立地や物量を考慮しながらエコ デリバリーの対象となる顧客をピックアップし、順次展開していく予定だ。