日本ミシュランタイヤは7月4日、タカラ物流システムが導入した15トン積載大型トラックの装着タイヤとして「MICHELIN X One」が採用されたと発表した。
<軽量化のイメージ画像>
「MICHELIN X One」は、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を達成し、車両の輸送効率向上と環境負荷低減に貢献するトラック・バス用シングルタイヤ。
タカラ物流システムが導入した、いすゞ「ギガ」15トン積載大型トラック(6×2)の後輪2軸に装着され、従来のダブルタイヤ装着車との比較で約200kgを軽量化した。
タカラ物流システムでは、最大積載量を大幅に高め、一度で輸送できる量を増やすことで運行便数を削減し、環境への負荷低減とコスト削減を同時に達成する新しいコンセプトの大型トラック。
積極的な車両軽量化で、車両総重量から車両本体重量を差し引いた重量である最大積載量を、従来の車両総重量25トン大型トラックの13.5トンから15トンへ大幅に向上させることに成功した。