ゼロが8月9日に発表した2013年6月期決算によると、売上高600億7300万円（前年同期比4.7％増）、営業利益16億円（31.3％減）、経常利益16億6000万円（29.2％減）、当期利益7億1600万円（23.8％減）となった。
自動車関連事業は、主要取引先である日産自動車の新車販売台数減少に伴う新車輸送売上の減少はあったものの、地域に密着した営業活動の継続に加えて、輸送商品ごとのきめ細かい付帯サービスの提供で、中古車の輸送売上高を伸ばし、自動車関連全体の売上高は増加した。
一般貨物事業は、主要取引先である家電業界の情勢は益々厳しい状況となり、売上高は減少する結果となった。
ヒューマンリソース事業は、景気の不透明感のある中で、積極的な営業活動と営業体制の強化により顧客開拓活動を強力に推進し、また軽作業派遣等の新規事業を積極的に新規エリアへ展開し、売上高は増加した。
来期は、売上高620億円（3.2％増）、営業利益22億円（37.5％増）、経常利益22億5000万円（35.5％増）、当期利益9億円（25.8％増）を見込んでいる。
