豊田自動織機は8月22日、コンテナ搬送AGVシステム(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)でドイツのデザイン賞“German Design Award 2014″のノミネート(受賞候補指名)を受けたと発表した。
<コンテナ搬送AGVシステム>
ノミネート対象となったコンテナ搬送AGVシステムは、埠頭と保管ヤードの間でコンテナを搬送するAGVと、その配車運行制御を行うソフトウェアからなるシステム。
2012年4月より名古屋港飛島コンテナターミナル(飛島コンテナ埠頭)で運用が開始された同システムは、港湾荷役を画期的に効率化し、未来を示唆するデザインとして、日本デザイン振興会の2012年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞している。
なお、“German Design Award”(ドイツデザイン賞)とは、The German Design Council(ドイツデザイン評議会)が毎年開催しているデザイン賞で、指名(ノミネート)を受けた商品だけが受賞候補として参加できる。
ノミネートを受けるには国際的なデザイン賞を受けた商品の中から、さらに選別されるため、ノミネート自体が名誉とされ、その審査の厳しさから「賞の中の賞」と呼ばれている。
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